古くから日本人が大切にしてきた「軒」の文化

日本人は古くから「軒」を親しみ、大切にしてきました。軒のある縁側から子供が遊ぶ姿を眺める祖母。手入れの行き届いた庭を眺める祖父。ご近所の方とお茶を飲みながら世間話をする母親。干した布団で寝転ぶ猫。日本人にとって「軒」とは、自然と調和することで心を平穏にしてくれる大切な場所でした。 しかし、工業化が進んだ近代の住宅建築では、いつしかこの文化が忘れられつつあります。ただらこそ、私たちは「軒」を通じた大切な人生の時間を、現代のデザインに合わせた「ＮＯＫＩ」として再提案いたします。